京都11R 京都牝馬S(G3)

京都11R 京都牝馬S(G3)

◎【15】リナーテ
騎手:武豊

【注目調教】
2月13日-栗坂
50.4-36.5-23.6-12.0

フルゲート18頭が出揃い波乱の気配が漂う今年の京都牝馬S。京都の最終週に行われる競走だけに、簡単な前残り決着にはならず馬場の良い所を通った馬の外差し決着になる傾向が強い。この条件になってから3年が経過したが、2桁馬番の馬が9頭中7頭好走しており、先行して馬券になったのはワンスインナムーン、クイーンズリングのみで、これも馬場の良い外に出している。


内を突いた馬は昨年のワンスインナムーン、一昨年のアットザシーサイド、16年のウリウリもそうだったが手応えがあっても外の馬に負ける。要は直線でいかに外を出せるかが勝負になってくる。そして高い決め手も要求される舞台であり、先行して結果を残している人気馬が簡単に負ける。だからこそ伏兵馬の台頭もある訳だ。今回本命に掲げるのは最高の枠を引き当てたリナーテ。


2走前の白秋Sが評価できる内容で、道中後方でレースを進めると直線では上がり32.4秒の強烈な伸び脚を見せて先行した2頭を一気に抜き去って2馬身近い着差をつけて勝利。騎乗した田辺君も「この内容なら重賞でも通用しますよ。」と普段辛口の男が絶賛。前走のターコイズSでも実況で「外からリナーテが…」と言われるぐらい、一瞬オッと感じさせる脚を見せている。最後脚が上がったのは距離が長かったからであり、それでも0.3秒差ならば評価できる結果だと判断できるだろう。


前走後は外厩ノーザンファームしがらきで調整。これは白秋Sの時と同じ調整方法であり、中間の坂路での動きもダイナミック。最終追切では豊さんを背に猛時計をマークしており、人気薄ながら文句ナシで調教診断1位に掲げた程だ。適距離に戻る今回は外から突き抜ける事間違いなしの伏兵馬だ。


上述したように外目の枠を引いた馬を重視したい。調教の良かったミスパンテールは当然として、デムルメのワントゥワン、アルーシャ。人気はないがデアレガーロ、カイザーバルも1発まで期待できる。馬連&三連複で波乱に期待して手広く購入したい。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
15-11.12.14
各1,500円

15-10.18
各1,000円

三連複フォーメーション
1着15
2着10.11.12.14.18
3着1.2.4.9.10.11.12.14.17.18
各400円

合計:18,500円

払戻金:203,000円