中山11R ステイヤーズS(G2)

中山11R ステイヤーズS(G2)

◎【11】アルバート
騎手:O・マーフィー

【注目調教】
11月27日 栗坂
54.0-39.1-25.8-12.9

中山3600mという1年に1回このレースだけで施行される条件。マラソンレースのステイヤーズSは今年も微妙なメンバー構成。調教診断で1位に推奨したヴァントシルム本命も考えたが、ここはこのレースを3連覇しているアルバートから勝負していきたい。


15年のステイヤーズSでは5馬身差圧勝。16年はクビ差ではあったが上がり最速で差し切る着差以上に強い内容で、17年はダイヤモンドSを制しステイヤーズSでも3馬身近い着差をつけて快勝するなど長距離レースには滅法強い。京都大賞典でサトノダイヤモンドと僅差3着を確保した後は不甲斐ないレースが続いているが、前走は10カ月半の休み明けであり度外視可能な一戦。


中間は入念に乗り込んできており1週前にはマーフィーを背にCWコースで好時計をマーク。最終追いでも坂路コースで馬なりで好内容の動きを見せている様に走れる態勢は整っている。常識的にはとても買えない馬だが、3連覇しているプライドがこの馬を突き動かすか。


上位には調教診断1位に推奨したヴァントシルム。昨年の勝ち馬リッジマン、3着馬モンドインテロを推奨したい。人気のオジュウチョウサンは敬意を表しつつも無印にしたい。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目11
2頭目2.10.12
3頭目2.3.4.6.7.8.9.10.12.13
24点×800円

合計:19,200円


払戻金:312,800円

京都12R 京阪杯(G3)

京都12R 京阪杯(G3)

◎【6】ライトオンキュー
騎手:古川吉洋

【注目調教】
11月13日 栗坂
50.0-36.7-23.9-12.3

過去再三波乱が起きている京阪杯。今年の1番人気候補モズスーパーフレアは京都コースでの実績もないし、牝馬では厳しい56キロを背負うなど条件的には飛んでもおかしくない馬。ここはモズスーパーフレアが飛んでの波乱に期待したい。本命は坂路で絶好の動きを見せているライトオンキューにする。


2走前のUHB賞では好位からレースを進めて直線上がり33.9秒の脚を見せて勝ち馬と0.2秒差の2着を確保。前走のキーンランドCでも道中12番手の位置取りでレースを進めて直線追い出しを開始すると上がり2位の伸び脚を見せて4着を確保。ダノンスマッシュとは0.2秒差、タワーオブロンドンとは0.1秒差なんだから評価できる走りだったと言えるだろう。


何よりこの中間の動きが別格。1週前には栗東坂路コースで4F50秒フラットをマークするなど仕上がりは文句ナシ。当初はオパールSを使う予定だったが、色々あって出走する事が出来ずという形ではあるがそれが不幸中の幸いだったと思う。リフレッシュされている今回は初重賞制覇に大いに期待できる。


上位のには前走オパールSで好内容の競馬を見せているカラクレナイ、アウィルアウェイ、エイシンデネブの3頭。前走オパールS組が必ず馬券に絡むと見た。上述通りモズスーパーフレアは軽視する。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目6
2頭目7.11.15
3頭目5.7.8.11.12.13.15.17
18点×1,000円

合計:18,000円


払戻金:75,600円

東京11R ジャパンカップ(G1)

東京11R ジャパンカップ(G1)

◎【5】スワーヴリチャード
騎手:O・マーフィー

【注目調教】
11月20日 栗坂
50.6-36.5-23.9-12.2

近年稀に見る低レベルメンバーとなった今年のジャパンカップではあるが、騎手は豪華。デットーリ騎手、ムーア騎手、ビュイック騎手など世界の名手が揃っていて外国人騎手騎乗馬から勝負しなくてはならないレースだと言えるだろう。本命に掲げるのは最終追いで絶好の動きを見せていたスワーヴリチャードにしたい。


昨年の大阪杯を勝利した後安田記念を使ってリズムが崩れた印象がある。天皇賞秋は断然の1番人気の支持を受けたが出遅れて競馬にならず。好スタートを決めたジャパンカップでも前に離された3着でしたが流石にレコード決着では厳しかった。今年に入ってからも勝利こそないがドバイシーマクラシックでは3着、宝塚記念でも3着を確保している様に力が衰えている訳ではないだろう。


前走後は坂路コースで入念に乗り込んできており最終追いではチークピーシーズを着用して圧巻の動き。マーフィーを背にしているとはいえ自己ベストを大幅に更新して4F50秒台を馬なりでマークするのはデキが良くないとできない芸当である。過去好走率が非常に高い3枠以内に入ったし、馬場悪化も宝塚記念の内容からも問題なさそうだ。


上位には調教診断1位のカレンブーケドール、2位のワグネリアンを推奨したい。絶好枠1番に入ったカレンブーケドールはロスなく経済コースを回ってこれそうで一気の相手強化でも勝ち負け濃厚。ワグネリアンも福永騎手よりも川田騎手の方が合いそうだ。先行してロスなく競馬ができれば。この2頭への馬連を大本線に後はレイデオロ、ルックトゥワイス、エタリオウまで。

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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
5-1.2
2点×4,500円

5-8.9.13
3点×3,000円

合計:18,000円


払戻金:130,500円

東京11R 東京スポーツ杯2歳S(G3)

東京11R 東京スポーツ杯2歳S(G3)

◎【6】コントレイル
騎手:R・ムーア

【注目調教】
11月13日 栗坂
51.9-37.3-24.6-12.4

過去この競争で好走した馬はG1を勝つ事が多い関係者の間でも有名な出世レース。今年もディープインパクト産駒の評判馬が多数出走して拮抗した戦いが見れるであろう。ここは少点数4点でズバリ仕留めていく。本命は2週連続坂路で猛時計をマークしたコントレイルで揺るぎない。


前走のデビュー戦は非常に強いレース内容で、好スタートから好位をスッと取ってリズムよくレースを進めて絶好の手応えで直線に向くと上がり最速の伸び脚を見せて後続を突き放していき3馬身近い着差をつけて快勝。騎乗した福永騎手も「良い馬だと思っていたけど想像以上。これは強くなるね。」と大絶賛していたとか。


前走後は坂路でシッカリと乗り込んできて1週前には4F51.1秒の自己ベストをマーク。最終追いでも終いシッカリと切れて好内容の追切を終わらせている様に1度使って確実に状態は良くなってきている。初の関東輸送など克服すべき課題はあるが、ムーア騎手に鞍上強化される点でそれは相殺。ここは勝ち負け濃厚だろう。


対抗には調教診断2位のラインベックを推奨。近走は重馬場での勝利ではあったがディープインパクト産駒だけに良馬場の方が良いタイプ。内枠でロスなく運べれば圏内は堅い。相手はオーロラフラッシュ、アルジャンナの2頭。コントレイル1着固定の三連単4点で勝負。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連単フォーメーション
1着6
2着1
3着3.5
2点×5,000円

1着6
2着3.5
3着1
2点×4,000円

合計:18,000円


払戻金:53,200円

京都11R エリザベス女王杯(G1)

京都11R エリザベス女王杯(G1)

◎【6】クロコスミア
騎手:藤岡佑介

【注目調教】
10月30日 栗坂
53.9-38.8-25.3-12.7

フルゲート18頭が出揃った今年のエリザベス女王杯。1番人気がオークスからの長期休養明けのラヴズオンリーユーといういかにも荒れそうなメンバー構成。人気馬では調教診断1位に推奨したクロノジェネシスのデキが良かったが、実は時計を出し過ぎてしまって斉藤調教師が怒っていたとか。それを抜きにしてもちょっと距離が長いかもなのでここは相手まで。本命は伏兵クロコスミア。


2年連続2着を確保している猛者。特に昨年のエリザベス女王杯では逃げて直線ではほぼセーフティーリードという形をリスグラシューに僅かに捕まってしまい2着。このリスグラシューは宝塚記念を制し、海外G1でも再三勝ち負けしている様に非常にハイレベルな馬であり3着以下につけた着差からも強い競馬だったのは間違いない。


ヴィクトリアマイルでもトップクラスのメンバー相手に3着している様に6歳牝馬ではあるが全く力の衰えがない。中間も坂路でシッカリと乗り込まれており、1週前には馬なりで迫力十分の動きを見せている。叩き3走目で仕上がりもピークに近づいており京都2200mで重賞を勝利している藤岡佑介騎手ならば全く問題ない。3度目の正直に期待できる。


対抗にはラッキーライラックを指名したい。前走は乗り替わりが既定路線だった石橋騎手のモチベーションもそうだが展開的にも厳しかった。前走を使われて上昇度が見込めるし、スミヨン騎手への鞍上強化ならば距離延長も克服できそう。相手にはクロノジェネシス、ラヴズオンリーユー、スカーレットカラー、センテリュオ、ウラヌスチャーム。大穴でフロンティアクイーンまで。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目6
2頭目2
3頭目8.11.16
3点×5,000円

1頭目6
2頭目2
3頭目4.10.12
3点×1,000円

合計:18,000円


払戻金:203,000円

東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)

東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)

◎【7】ムイトオブリガード
騎手:横山典弘

【注目調教】
10月23日 栗CW
78.6-63.7-49.9-36.9-12.0

1番人気が重賞実績皆無の上がり馬アフリカンゴールドといういかにも荒れそうな一戦。ルメール人気でここまで売れているが、前走の内容からもそこまでの馬には感じないし調教的にも可もなく不可もなく。ここは波乱に期待して勝負していきたい。本命は調教診断でも1位に推奨したムイトオブリガード。


昨年の六社Sではルックトゥワイスに2馬身近い着差をつけて快勝。アルゼンチン共和国杯でも上がり32.5秒の最速の伸び脚を見せて僅差2着を確保。勝ち馬パフォーマプロミスは天皇賞春でも3着しているのだからレベルも高い相手だった。前走の目黒記念でも直線ではスムーズに追えないながらも5着に追い上げた様に着差以上に強い内容だったし、このコースへの適性は相当。


中間はCWコースで猛時計を連発している様に休み明けではあるが外厩ノーザンファームしがらきで調整されている効果もあってか申し分ない仕上がりにある。本来ならば1番人気まで売れても良い馬だと思っているが、このオッズは美味しい。


相手には内枠のタイセイトレイル、ハッピーグリン。京都大賞典で見せ場十分の内容だったノーブルマーズ、目黒記念で僅差2着のアイスバブルを大本線に。大穴でポポカテペトル、パリンジェネシスも買いたい。人気のアフリカンゴールド、ルックトゥワイスは押さえまで。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
7-2.3.4.9
4点×3,000円

7-6.11

2点×2,000円

7-1.5

2点×1,000円

合計:18,000円


払戻金:93,600円

東京11R 天皇賞(秋)(G1)

東京11R 天皇賞(秋)(G1)

◎【2】アーモンドアイ
騎手:C・ルメール

【注目調教】
10月17日 南W
66.4-51.3-37.6-12.2

近年稀にみる好メンバーが出揃った今年の秋の天皇賞。ここではアーモンドアイVSサートゥルナーリアの図式が成り立っているが、これに対しては異議なし。正直力は抜けているし、この2頭からどういう風に仕留めていくかに尽きるだろう。ココは抜群の動きを見せていたアーモンドアイを本命にして仕留めていきたいと思う。


この馬に関しては多くを語る必要はないだろう。3冠を達成し、強豪馬相手となったジャパンカップでは先行策から逃げたキセキを楽々と捕らえてレコード勝ち。ドバイターフでは馬なりで先頭に並びかけると抜群の反応を見せて後続を突き放して快勝。そのパフォーマンスは世界レベル。安田記念もスタート直後の不利がありチグハグな競馬になりながらも直線では次元の違う末脚を見せて3着を確保している様に負けて強しのレース内容だった。


5カ月の休み明けではあるが外厩ノーザンファーム天栄で入念にケアされている事もあり仕上がりに関しては申し分なし。何より中間のWコースでの調教が迫力満点で、別次元の走りを見せており正直サートゥルナーリアがいなければ単勝オッズは恐らく1倍台前半だっただろう。ここはアーモンドアイから少点数で仕留めていきたい。


上位には5枠の2頭を推奨する。サートゥルナーリアは最終追いのスミヨンを乗せて追われた内容が優秀。神戸新聞杯のレース内容からもこの相手でも通用しそうだし、2着は外さないだろう。ダノンプレミアムは2000m戦は2戦2勝。金鯱賞ではリスグラシューに着差をつけて勝利している様にこの条件では底を見せていない。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連単フォーメーション
1着2
2着9.10
3着4.5.9.10.14
8点×1,500円

1着9.10
2着2
3着4.5.9.10.14
8点×800円

合計:18,400円


払戻金:132,900円

京都11R スワンS(G2)

京都11R スワンS(G2)

◎【17】ダイアトニック
騎手:C・スミヨン

【注目調教】
10月23日 栗坂
51.4-37.8-25.1-12.7

フルゲート18頭立てになって波乱の気配が漂っているスワンS。人気各馬も怪しい部分もある。ここは1週前、最終追いで抜群の動きを見せていたダイアトニックからヒモ荒れを狙っていきたい一戦だ。


2走前のダービー卿CTでは後方13番手から上がり最速の伸び脚を見せて勝ち馬と0.2秒差の4着を確保。ヴィクトリアマイル2着馬プリモシーンとも差のない競馬を演じている。同舞台で行われた前走の安土城Sでも力強い伸びを見せて一気の差し切り勝ちを演じており、これで京都1400mは4戦4勝と圧倒的なパフォーマンスを見せている。


前走後は外厩ノーザンファームしがらきで調整されて帰厩。厩舎に戻ってきた後も入念に乗り込まれていて、1週前のCWコースでも迫力満点の動きを見せていて調教診断1位に推奨したが、最終追いの坂路コースでスミヨンを乗せて行われた調教も馬なりで抜群の動き。仕上がりは文句ナシで、得意の京都コースならこの枠でも勝負になる。


上位にはマイスタイル、アマルフィコーストを推奨したい。マイスタイルは距離短縮が嫌われて人気を落としているが、函館記念の行きっぷり、京都金杯のレース内容からもこの条件は合いそう。調教での動きも良い。アマルフィコーストは京都牝馬Sで僅差3着の成績。好枠からロスなく進めれば。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目17
2頭目6.8
3頭目1.2.6.7.8.9.10.13.15.18
17点×1,000円

合計:17,000円


払戻金:24,600円

京都11R 京都大賞典(G2)

京都11R 京都大賞典(G2)

◎【14】ダンビュライト
騎手:松若風馬

【注目調教】
9月25日 栗坂
50.7-37.2-24.5-12.7

近10年で1番頭数が揃った今年の京都大賞典。人気はデムーロのグローリーヴェイズ、横山騎手のエタリオウが集めているが両者ともに騎手タイプとして軸にしづらい…デムーロは重賞だと本気を出すが最近腰が悪いのか追い方もあまり良くなく。切るまでは行かないがある程度の評価でここは1番調教の良かったこの馬から勝負。本命はダンビュライト。


2走前の京都記念が強いレース内容で、道中3番手の位置取りでレースを進めて直線外に持ち出すと力強い伸び脚を見せて一気の差し切り勝ちを披露。2着馬ステイフーリッシュはその後重賞でも勝ち負けしているし、何より3着馬マカヒキは大阪杯で4着。4着馬パフォーマプロミスは天皇賞(春)で3着するなど大舞台で上位争いしているレベルの高い一戦だった。


大阪杯は流石に使い詰めでメンバーも強く負けてしまったが、中間は外厩ノーザンファームしがらきで調整して厩舎に戻ってきた後も坂路コースで猛時計をマーク。インディチャンプにも先着する好内容の動きを見せている様に仕上がりは申し分ない。G1競争では通用しないだろうが、ここなら勝負になって良い。


上位には調教診断2位に推奨したエアウィンザー。絶好枠を獲得して好走条件が整ったノーブルマーズ。3連勝の内容も濃く調教も良いシルヴァンジャー。最後に人気所でエタリオウ。デムーロのグローリーヴェイズは上述通りヒモ評価までに。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
14-1.4.6.9
4点×1,500円

三連複フォーメーション
1頭目14
2頭目1.4.6.9
3頭目1.3.4.6.7.8.9.10.11.13.15.16
38点×300円

合計:17,400円


払戻金:704,160円

中山11R オールカマー(G2)

中山11R オールカマー(G2)

◎【1】ミッキースワロー
騎手:菊沢一樹

【注目調教】
9月11日 南W
67.4-52.7-38.3-12.7

今年は頭数数が揃わなかったオールカマー。人気はウインブライト、レイデオロに集まっているが、ウインブライトは中山巧者とはいえ58キロを背負うし目標は香港カップ。ここは仕上げてはきていないよく見ても8分程度。レイデオロはずっと騎乗してきたルメールから福永騎手にスイッチ。バルジューが騎乗した時も引っかかりまくっていたので今回の乗り替わりは大幅マイナス。ここは逆転候補としてミッキースワローに期待したい。


セントライト記念では上がり最速の伸びを見せて後の大阪杯勝ち馬アルアインに2馬身近い着差をつけて快勝。AJCCでも上がり最速の伸びを見せてダンビュライトと0.3秒差の2着を確保している様に中山2200mは得意。昨年秋は結果を出せなかったが、ジャパンカップでは上がり最速の伸びを見せてシュヴァルグランと0.4秒差5着と好内容の競馬を見せている。


何より前走の七夕賞では捲って直線入口で先頭に立って押し切る強い競馬を見せていて実力馬が復活気配。新潟大賞典でもメールドグラースと僅差2着するなどここでも力差はない。中間も菊沢君を背にWコースで上々の動きを見せているし、菊沢先生も親しい関係者には結構吹いてるみたい。ここはミッキースワローから勝負したい一戦。


対抗は週中の調教診断で1位に推奨したスティッフェリオ。正直軸馬をどちらにするか悩んだぐらいコチラもデキが良い。恐らく単騎逃げ濃厚だろうし、近走もG1競争で着順以上に差のない競馬をしている。オッズ程の差はなくここは好走できる可能性が高いと判断したい。人気の7枠2頭は先を見据えた仕上げとはいえ実力は1枚上…ここを大本線に。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目1
2頭目9
3頭目7.8
2点×6,000円

1頭目1
2頭目9
3頭目2.3.4.
3点×2,000円

合計:18,000円


払戻金:169,000円

中山11R ながつきS

中山11R ながつきS

◎【11】ヒロシゲゴールド
騎手:武豊

【注目調教】
9月18日 栗坂
51.7-37.1-24.3-12.1

フルゲート16頭が出揃った中山メイン競争ながつきS。ここではヴァニラアイス、ヒロシゲゴールドが人気の中心だが、中2週とはいえヴァニラアイスは少々調教が軽すぎではないかと思っている。この枠と斤量は良いとはいえ、距離短縮も少々厳しいかもしれない。ここは絶好の動きを見せているヒロシゲゴールドから勝負していきたい。


新馬を勝ち上がった後は2桁着順が続き終わった馬だと思っていたが、7カ月の休養を挟み馬が激変。休養明け初戦で3着するとそこから一気の3連勝でOP入り。3走前の東京スプリントではコパノキッキングと僅差の競馬を演じる強い競馬を見せている。休み明け初戦のクラスターカップでも2着に好走しているが、1度使われて馬がカナリ良くなっている。


中間も稽古で上々の動きを見せているし、1週前のCWコースの調教では好時計をマークし、最終の栗東坂路の調教でも4F51秒台をマークするなど仕上がりは文句ナシと言って良いだろう。この枠なら楽にハナを切れるだろうし、相手関係を見てもここでの勝ち負けはまず間違いないだろう。


上位には千葉Sを快勝し、59キロを背負った京葉Sでも僅差3着を確保しているシュウジ。2走前強い内容で天王山Sを制しているタテヤマ。叩き2走目のエニフSでシッカリと変わって見せた実力馬ラインシュナイダー。上述した通りヴァニラアイスは今回危なそうなので軽視。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目11
2頭目4.8.14
3頭目1.4.6.7.8.9.13.14.16
21点×900円

合計:18,900円


払戻金:139,050円

過去実績

【 1月 】

京都11R 東海S(G2)

中山11R 京成杯(G3)

中山11R フェアリーS(G3)

【 12月 】

中山11R 有馬記念(G1)

【 11月 】

中山11R ステイヤーズS(G2)

京都11R 京阪杯(G3)

東京11R ジャパンカップ(G1)

東京11R 東京スポーツ杯2歳S(G3)

京都11R エリザベス女王杯(G1)

東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)

【 10月 】

東京11R 天皇賞(秋)(G1)

京都11R スワンS(G2)

【 9月 】

京都11R 京都大賞典(G2)

中山11R オールカマー(G2)

中山11R ながつきS











函館11R 函館記念

函館11R 函館記念

◎【4】マイスタイル
騎手:田中勝春

【注目調教】
函W−7月10日
54.5-39.3-12.2

大混戦ムードの今年の函館記念。この函館記念には明確な傾向がある。それは内枠+先行馬有利という条件だ。Bコースに替わった函館芝コースは簡単には前は止まらない。尚かつ枠順の有利不利がある分、外枠の馬は軽視して良い。エアスピネルは今回厳しいと思うが果たして…。本命は両方の条件を満たすマイスタイル。この馬から2連覇を目指していきたい。


昨年は函館コースで強いレース内容で勝利しているように洋芝コースへの適正は間違いなく高い。今年に入って重賞でも京都金杯、ダービー卿チャレンジトロフィーで強豪馬を相手に僅差の競馬を見せる活躍。前走の巴賞では直線入口で明確な不利があったための敗戦であり度外視していいだろう。


元々休み明けだった前走を叩いてここメイチというプランだったこともあり、仕上がりは確実に前走以上。最終追いでも勝春さんを背に圧巻の動きを見せている。ジョッキーが不安点ではあるのだが、馬の能力は間違いないだけに地元Vに期待して狙いたい。


上位には内枠の穴馬。ドレッドノータス、マイネルファンロン、ポポカテペトル、メートルダールまでを推奨。波乱は間違いないだけに手広く流す。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目4
2頭目5.6.8.9
3頭目1.5.6.8.9.10.12.14.15.16
30点×600円

合計:18,000円


払戻金:61,440円

函館11R TVh杯

函館11R TVh杯

◎【9】エスターテ
騎手:松岡正海

【注目調教】
6月26日−函W
71.5-55.2-39.8-12.5

フルゲート16頭が出揃った競争。ハンデ戦で混沌とした競争であり、波乱は間違いないと判断。穴馬から高配当狙いでいきたい一戦だ。本命はエスターテ。


3走前の雲雀Sが優秀で、中団からレースを進めて直線では内を突くと上がり最速の伸びを見せて勝ち馬と0.3秒差の3着を確保。勝ち馬キャナルストリートはその後京王杯SCで掲示板を確保する走りを見せておりメンバーレベルも高かった。近走馬券圏外が続いているが、2走前は勝ち馬と0.4秒差だし、前走はメンバーが揃った感。


今回距離短縮となるがレース内容からもプラスになると判断できる。函館に来てからも順調そのもので、最終追切でも松岡君を背に躍動感溢れる素晴らしい動きを見せている。好位で流れに乗れれば斤量52キロも後押しして激走に期待できるだろう。


上位には51キロレコードチェイサー、ホウオウカトリーヌ。2〜3走前にこのクラスで連続2着を確保しているハウメアを推奨したい。殆どが万馬券。大穴まで拾っていきたい。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目9
2頭目1.11.13
3頭目1.2.4.5.6.8.10.11.13.14.15.16
30点×600円

合計:18,000円

払戻金:400,500円

東京11R ヴィクトリアマイル(G1)

東京11R ヴィクトリアマイル(G1)

◎【4】ノームコア
騎手:D・レーン

【注目調教】
5月8日−南W
54.7-39.7-12.4

フルゲート18頭が出揃い1番人気は前走敗れているラッキーライラックと混戦ムードが漂っている。2番人気のプリモシーンの単勝オッズが現時点で6.6倍とファンも投票が半信半疑と言った様相だ。こういう時はジョッキーの腕が結果を左右したりする。ココは最終追切で圧巻の動きを見せたレーン騎手のノームコアから勝負したいと思う。


この馬が強かったのは4走前の紫苑S。好位からレースを進めて直線上がり最速の伸び脚を見せると後続を突き放して快勝。走破時計はレースレコードであり、レース内容からもまだまだ余裕を感じさせる強い競馬だった。エリザベス女王杯も僅差5着。出遅れて前残りの競馬だった愛知杯でも上がり最速で追い込んで僅差2着と能力はここでも十分通用する。


今回はルメールが騎乗停止によりレーンに乗り替わりとなるが、昨日のパフォーマンスからも例年来日してくる外国人騎手の中でもトップクラスの騎手だと判断できる。最終追いでもそのレーンを背に圧巻の動きを見せており、仕上がりは文句ナシ。妹にクロノジェネシスがいる様にマイルが合わないはずがなく、名手の好騎乗に期待したい。


後は調教診断2位のレッドオルガ。福永さんが絶賛していて自信満々のプリモシーン。最終の坂路追いが圧巻の動きだったラッキーライラック。最後に穴でデムーロのカンタービレまでを推奨したい。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1頭目4
2頭目2.6.9
3頭目1.2.3.6.7.8.9.14.15.18
各700円

1頭目4
2頭目15
3頭目1.3.7.8.14.15.18
各300円

合計:18,900円

払戻金:248,430円

京都11R 京都新聞杯(G2)

京都11R 京都新聞杯(G2)

◎【6】サトノソロモン
騎手:B・アヴドゥラ

【注目調教】
4月25日−栗CW
81.0-65.7-51.3-38.0-11.4

昨年は27万馬券が飛び出すなど荒れる重賞に変貌しつつある京都新聞杯。今年のメンバーも突出して強い馬が不在で、10回走ったら10回着順が変わりそうな印象だ。そんな波乱含みの一戦で本命に掲げるのは伏兵サトノソロモン。


セレクトセールで3億円という超高額取引された期待の良血馬。池江先生の厩舎内でも頗る評価が高く、今後の厩舎の看板馬になる馬とベタ褒めしていたのが記憶に新しい。新馬戦を楽々と勝ち上がり期待を集めた前走。厩舎内では「どんな勝ち方をしてくれるか…」という程余裕があったのだが、結果的に見せ場なく7着敗戦。騎乗したデムーロは「イレ込みが…」と敗因を口にしたが、そこまでイレ込んではいなかっただけに…。


スタッフ内での最終的判断は「デムーロの下手乗り」との事。確かに最近全く乗れていないし、身体を痛めているのか以前ほどの迫力満点の追いが見られない。前走の敗因がデムーロならば度外視出来ると言ってイイだろう。1週前にはアヴドゥラを背に上々の動きを見せており、仕上がりは文句ナシ。2走前のレース内容からも巻き返しは可能だ。


上位には前走イレ込んで競馬にならなかったロジャーバローズ。不利を受けた影響で後方からの競馬になったオールイズウェル。2〜4走前の競馬ができれば巻き返し濃厚なブレイキングドーン。穴で2走前のレース内容が圧巻だったレッドジェニアルを推奨したい。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1着6
2着1.3.4.12
3着1.2.3.4.7.9.11.12.13
各700円

合計:18,200円

払戻金:177,520円

東京11R フローラS(G2)

東京11R フローラS(G2)

◎【2】シャドウディーヴァ
騎手:岩田康誠

【注目調教】
4月17日-南W
52.6-38.1-12.3

過去何度も100万馬券が飛び出している波乱含みの重賞競走フローラS。今年も抜けた馬が不在!!1番人気のセラピアもデビュー戦のパフォーマンスは確かに高かったが、初の関東輸送等克服すべき課題が多いのも確か。フェアリーポルカも不利な大外枠に加えて、ウィクトーリアもジョディ-との逃げ争いに巻き込まれたら飛ぶ可能性も…!ここは大振りしてホームラン狙いでいいはずだ。本命はシャドウディーヴァ。


東京2000m戦では4戦して馬券圏外が1度もないコース巧者。3走前の未勝利戦ではスムーズに直線抜け出すと上がり最速の伸びを見せて後続に4馬身の着差をつける快勝。2走前のフリージア賞でも好位から上々の伸び脚を見せて3着を確保。休み明けでまだ馬が出来ていなかった事を踏まえれば上々の結果だったと言えるだろう。前走のフラワーカップでも後手を踏んで自分の競馬が出来ないながらも4着に食い込んだのは評価できる。


使いつつ調子を上げてくる馬で、中間の調教は迫力満点の動きを見せており間違いなく近走で1番デキが良いと断言できる。関係者に話を聞くと「斎藤さんはずっとこの馬でオークスを。と言ってきていましたからね。素質は高いですし、東京コースも得意ですからこのメンバー相手なら勝負になると思いますけどね。」と話してくれている。絶好枠からロスなく進めれば。


上記で挙げたウィクトーリア、セラピア、フェアリーポルカは人気程の信頼度はないと思っている。穴馬への馬連に比率を置いて高配当を仕留めていきたいと思う。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
2-3.5.8.12.13
各2,000円

2-1.4.6.7.9.10.17.18
各1,000円

合計:18,000円

払戻金:16,900円

中山11R NZT(G2)

中山11R NZT(G2)

◎【1】ワイドファラオ
騎手:内田博幸

【注目調教】
4月3日−栗坂
56.4-41.5-26.7-12.6

出馬表を見ても抜けた馬が見つからない大混戦メンバーで行われる今年のNZT。1番人気のアガラスは状態的に申し分ないが、流石に前走の負け方は気になる所だし、メイショウショウブもデキは良いが牝馬で2番人気は少々やり過ぎな気も?上位には推奨したいが、ここから入る勇気はない。


中間の調教映像を何度も確認したが1番可能性を感じさせる伏兵馬から勝負したいと思う。最内1番角居先生のワイドファラオが面白い。


未勝利勝ちからの直行と言う事で人気をしていないが、未勝利で戦ってきた相手関係がハイレベル。新馬戦ではシンザン記念で僅差4着を確保しているパッシングスルーと僅差2着。2走前の未勝利戦でも500万特別でダノンチェイサー、マイネルフラップ、エメラルファイトといった後に重賞競走で勝ち負けしている馬相手に僅差の2着をしているマイネルウィルトスと差のない2着を確保する成績。それを踏まえても前走は順当勝ちと言えるだろう。


中間は外厩吉澤ステーブルで調整。厩舎に戻った後も順調に乗り込まれており、1週前にはカンタービレと併せ馬を行い遜色ない動きを披露。最終追切でも時計こそ目立ったものではないが、ダイナミックなフォームから古馬相手に先着。見守った角居先生も「いい馬だね。ここも面白いと思うよ。」と期待ありと言った様子だった。絶好枠からロスなく進めればここでも勝負になるだろう。


上位には上述した2頭アガラス、メイショウショウブ。不安要素もあるがデキも申し分ない。後は調教診断1位に推奨していたヴィッテルスバッハを2列目に加えた馬連&三連複で勝負したい。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
1−3.4.11
各1,000円

三連複フォーメーション
1着1
2着3.4.11
3着2.3.4.5.6.7.9.11.12.13.14.15
各500円

合計:18,000円

払戻金:50,400円

中山11R ダービー卿CT(G3)

中山11R ダービー卿CT(G3)

◎【13】マイスタイル
騎手:横山典弘

【注目調教】
3月30日−栗坂
52.0-37.6-24.3-12.4

近年のダービー卿CTの中で1番荒れそうな気配が漂っている。内枠の馬に人気が集まっているが、フィアーノロマーノは中間調教が良かったとはいえいくら何でも過剰人気気味。ギベオンも当初からこの競争を狙っているというより適当なレースがなかったから使っている気配がして蛯名さんとも合わなさそう。ここはヒモ評価に留めたい。


週中展望ではジョーストリクトリを1位に掲げたが今回はジョッキーの腕も踏まえて2番手評価までに。本命は最終追いで抜群の動きを見せていたマイスタイルにする。


4走前の福島記念では好位から上々の伸びを見せて勝ち馬と0.2秒差2着。勝ち馬スティッフェリオは次走小倉大賞典を勝利し、大阪杯にまで駒を進めている。2走前の京都金杯でも京都マイルコースでは不利と言える大外枠から見せ場十分のレース内容を披露し、パクスアメリカーナと僅差の競馬を披露するなどマイルコースにも適性がある。


今回結果を出せなかった田中勝春騎手がクビになり、昆厩舎の勝負騎手横山典騎手にスイッチ。中間も坂路コースで上々の動きを見せるなど絶好調ぶりをアピールしており、陣営も「目標にしているレースがある訳でもないので、ココに全力投球。デキも良いし、なんとか賞金を加算してほしい。」と色気十分。ここはマイスタイルから勝負。


上位には調教の良いジョーストリクトリ。近走のレース内容からも本格化が伺えるドーヴァー。昨年の覇者ヒーズインラブ。最後に天栄調整馬プリモシーンまで上げたい。波乱の間違いない競争だけに手広く流して勝負。

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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1着13
2着1.4.6.12
3着1.4.6.12
各600円

1着13
2着1.4.6.12
3着2.3.5.8.10.11.14.15.16
各400円

合計:18,000円

払戻金:52,480円

阪神11R フィリーズレビュー(G2)

阪神11R フィリーズレビュー(G2)

◎【6】プールヴィル
騎手:秋山真一郎

【注目調教】
3月6日-栗坂
51.9-38.2-25.2-12.2

フルゲート18頭が出揃ったTR重賞フィリーズレビュー。正直戦歴を見ただけではジャッジする事が難しい程難解な一戦であり、波乱必至と言えるのは間違いないだろう。人気はアウィルアウェイが集めているが、前走の京王杯2歳Sはドスローの展開を伸びたレース内容でそこまで評価できる一戦ではないし、関西圏の石橋君ならばそこまで評価は高くないというジャッジ。本命は最終追切で圧巻の動きを見せたプールヴィル。


2走前の阪神JFが非常に優秀。道中好位でレースを進めて直線内を突くと見せ場十分の伸び脚を見せて3着馬と0.2秒差の5着を確保、0.1秒差4着馬はアルテミスS勝ち馬だし、3着馬ビーチサンバは後にクイーンカップも勝利している様にレベルの高い相手だった。前走の紅梅Sではメイショウメイケイに足元をすくわれたが、それでもレースレベルは上々だったし、好内容の競馬だったと言えるだろう。


前走後はこの競争を目標に調整を行ってきており、栗東坂路コースで行われた最終追切では4F51秒台の好時計をマーク。関係者も「仕上がりは良いね。文句ナシだよ。」と太鼓判を押していたし、秋山さんも「阪神JFはフロックじゃない事を証明したい」と話していた。人気はあまりないがプールヴィルで美味しい配当をGETしたい。


相手にはメイショウメイケイ、ジュランビル、レッドアネモス、辺りを大本線に手広く馬連を購入する。人気のアウィルアウェイ、キュールエサクラはそこまで強いとも思えないので、金額は抑えめにするつもり。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
6-9.15.17
各2,000円

6-5.8.10.11.12.16
各1,500円

6-1.2.4.7.18
各500円

合計:17,500円

払戻金:71,600円

中山11R 中山牝馬S(G3)

中山11R 中山牝馬S(G3)

◎【9】ウラヌスチャーム
騎手:F・ミナリク

【注目調教】
2月27日−南W
81.7-67.2-52.7-38.7-13.0

14頭のメンバーが出揃った上にどの馬を消していいかわからない程の混戦ムードのメンバー構成。ハンデ戦らしい激戦が直線見られるはずだ。この競争はハンデ戦らしく斤量の軽い馬が走る傾向にあり、過去53キロの馬が10年中5勝。実績面も大事だが、勢いのある軽斤量馬にも注目しておきたい競争だ。本命は53キロで調教診断1位に推奨したウラヌスチャーム。


4走前のローズSでは上がり2位の伸びを見せて僅差の5着を確保。その後1000万条件で青葉賞3着馬スーパーフェザーを破って勝利し、迎春Sでは上がり最速の伸びを見せて快勝。騎乗したマーフィー騎手が「凄く強い馬。もっと相手が強くなっても大丈夫。G1タイトルが取れるといいね。」と大絶賛していたのも印象的だ。前走の愛知杯でも僅差4着を確保しており、北村君が「上手く捌けなかった。もっとスムーズに乗れれば勝ち負けで来ていた。」と悔しがっていたし、あと一歩という騎乗内容だった。


前走後も状態が落ちる事はなく、美浦調教コースで入念に乗り込んでいるし、斎藤先生も「デキは前走よりも良いぐらい。春はG1競争を使いたいと思っているだけに、ここは賞金を加算してほしい。」とカナリ強気な印象だった。中山コースは2走前に強い競馬を見せている舞台だし、ミナリク騎手とも手が合いそうだ。


相手関係が難解なハンデ戦。正直ここは人気のノームコア、ミッキーチャームは抜けた存在だとは思っていないので、穴馬の激走に期待できる。馬連で手広く厚めに買うのはアドマイヤリード、ランドネ、フロンティアクイーン、フローレスマジック。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
9−1.2.6.7.11.13
各2,000円

9−3.4.5.8.10.12.14
各1,000円

合計:19,000円

払戻金:78,400円

阪神11R 仁川S

阪神11R 仁川S

◎【12】ピオネロ
騎手:岩田康誠

【注目調教】
2月13日-栗坂
52.2-37.7-24.8-12.6

フルゲート16頭が出揃ったハンデ戦。今年は中心となるべき馬が不在で非常に混戦ムード漂う波乱含みの競争だ。人気は前走のアルデバランSでの1、2着馬アングライフェン、ナムラアラシだろうが、どちらも展開待ちの部分もあるので軸に据えるには心もとない。ここは人気薄のピオネロからホームラン狙いで大万馬券を狙っていきたいレースだ。


今回と同舞台で行われるシリウスSでは16年に勝ち馬とクビ差の2着を確保し、アポロケンタッキー、ミツバに先着する走りを見せている。17年のシリウスSでも高い先行力を見せて勝ち馬と0.1秒差の2着を確保している様にこの舞台への適性は非常に高い。長期休養明けとなった3走前のブラジルカップでも高い先行力を見せて勝ち馬と0.3秒差3着を確保し、人気のコスモカナディアン、ナムラアラシには先着。2走前のペテルギウスSでは+20キロの太目残りが影響して敗戦を喫したが、シッカリと絞れた前走のアルデバランSでは3着している様に8歳馬ではあるがまだまだ元気一杯。


この中間の調教でも坂路コースで好時計を連続してマークしている様に状態面は文句ナシと言える仕上がりにあり、関係者からも「デキは近走で1番良い。58キロから56キロに替わるのはプラスだし、阪神2000mはピッタリの舞台だからね。」と色気十分と言った様子だったし、相手関係からもここは通用の余地あり。人気薄だが◎に一番適している馬だ。


上位には阪神巧者キクノルア。鞍上強化されて前進が見込めるコスモカナディアン。太目残りで結果を出せずシッカリと絞ってきたテルペリオンの先行馬3頭に加えて前走詰まって全く競馬にならなかったモズアトラクションの巻き返しまで警戒。人気のアングライフェン、ナムラアラシが飛べば高配当は約束されるだろう。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
12-5.7.10.13
各1,000円

三連複フォーメーション
1着12
2着5.7.10.13
3着1.2.3.4.5.6.7.8.10.13.14
各400円

合計:17,600円

払戻金:108,200円

京都11R 京都牝馬S(G3)

京都11R 京都牝馬S(G3)

◎【15】リナーテ
騎手:武豊

【注目調教】
2月13日-栗坂
50.4-36.5-23.6-12.0

フルゲート18頭が出揃い波乱の気配が漂う今年の京都牝馬S。京都の最終週に行われる競走だけに、簡単な前残り決着にはならず馬場の良い所を通った馬の外差し決着になる傾向が強い。この条件になってから3年が経過したが、2桁馬番の馬が9頭中7頭好走しており、先行して馬券になったのはワンスインナムーン、クイーンズリングのみで、これも馬場の良い外に出している。


内を突いた馬は昨年のワンスインナムーン、一昨年のアットザシーサイド、16年のウリウリもそうだったが手応えがあっても外の馬に負ける。要は直線でいかに外を出せるかが勝負になってくる。そして高い決め手も要求される舞台であり、先行して結果を残している人気馬が簡単に負ける。だからこそ伏兵馬の台頭もある訳だ。今回本命に掲げるのは最高の枠を引き当てたリナーテ。


2走前の白秋Sが評価できる内容で、道中後方でレースを進めると直線では上がり32.4秒の強烈な伸び脚を見せて先行した2頭を一気に抜き去って2馬身近い着差をつけて勝利。騎乗した田辺君も「この内容なら重賞でも通用しますよ。」と普段辛口の男が絶賛。前走のターコイズSでも実況で「外からリナーテが…」と言われるぐらい、一瞬オッと感じさせる脚を見せている。最後脚が上がったのは距離が長かったからであり、それでも0.3秒差ならば評価できる結果だと判断できるだろう。


前走後は外厩ノーザンファームしがらきで調整。これは白秋Sの時と同じ調整方法であり、中間の坂路での動きもダイナミック。最終追切では豊さんを背に猛時計をマークしており、人気薄ながら文句ナシで調教診断1位に掲げた程だ。適距離に戻る今回は外から突き抜ける事間違いなしの伏兵馬だ。


上述したように外目の枠を引いた馬を重視したい。調教の良かったミスパンテールは当然として、デムルメのワントゥワン、アルーシャ。人気はないがデアレガーロ、カイザーバルも1発まで期待できる。馬連&三連複で波乱に期待して手広く購入したい。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
15-11.12.14
各1,500円

15-10.18
各1,000円

三連複フォーメーション
1着15
2着10.11.12.14.18
3着1.2.4.9.10.11.12.14.17.18
各400円

合計:18,500円

払戻金:203,000円

東京11R クイーンカップ(G3)

東京11R クイーンカップ(G3)

◎【6】ビーチサンバ
騎手:福永祐一

【注目調教】
2月6日-栗坂
56.1-40.4-25.9-12.2

9頭立てとなんとも寂しい頭数となってしまった今年のクイーンカップ。出走できていれば穴馬ミディオーサから狙っても良いと思っていたが、鼻出血とは運がない…。今年はビーチサンバ、クロノジェネシスの2強体制。狙いたい穴馬もいないので、この2頭のどちらかを軸にするべきか考えるレースだろう。


クロノジェネシスはやや仕上がり不足といった印象を最終追いで仕上げてきた感じ。北友も「まだ物足りない所はあるけど、能力はあるから問題ない。」といったジャッジ。デキを踏まえて今回はビーチサンバの方を上位に取りたい。


2走前のアルテミスSでは中団からレースを進めて直線早々に先頭。目標にされた分外から伸びてきたシェーングランツに差し切られてしまったが、勝ちに等しい競馬だったと言えるだろう。前走の阪神JFでも追い込み2頭が併せ馬で伸びてくる展開を、単独で差してきたのは評価できる。


前走後はココ目標に外厩調整も兼ねて入念に乗り込み。最終追いでもこの馬なりに上々の走りを見せている。まだ1勝馬の身で、ここでの賞金加算は今後に向けて絶対条件だし、雪で馬場が重くなっても血統背景から問題ない。開催が伸びた分、輸送でイレ込むとい事もなさそう。


上位2頭には穴馬をピックアップ。赤松賞上位馬のマドラスチェック、ジョディーを推奨したい。マドラスチェックは最終追いが力強い動きで、併走馬を子供扱いして先着。前走よりも確実に良くなっており前でスムーズに流れに乗れれば。ジョディーもポリトラックコースで上々の動きを見せており、ここでの賞金加算に向けて意欲は高い。手の合う武藤君なら圏内に残せても良い。相手本線はクロノジェネシスだが、同馬が飛べば大回収も…。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1着6
2着1.4
3着1.4.9
各3,500円

1着6
2着1.4
3着2.3.7.8
各2,000円

合計:18,500円

払戻金:63,700円

東京11R 東京新聞杯(G3)

東京11R 東京新聞杯(G3)

◎【2】インディチャンプ
騎手:福永祐一

【注目調教】
1月30日-栗坂
50.3-36.8-24.4-12.5

この競争をステップに春のヴィクトリアマイル、安田記念への飛躍を目指す各馬の戦い東京新聞杯。過去の傾向からも先行、差し馬の上位台頭が目立つ競争で、極端な追い込み馬はやや厳しい印象を受ける。


今年の人気の中心はロジクライ、インディチャンプ、タワーオブロンドン、レイエンダの4頭。ロジクライは調教診断1位にも推奨するようにデキは文句ナシ。タワーオブロンドンも前走よりも確実に良くなっているのが伝わってくる。レイエンダはレイデオロとの使い分けでマイル路線を試す適な感じが伝わってくるので人気馬の中では最下位の扱い。今回本命に推すのは最終追切で抜群の動きを見せていたインディチャンプ。


昨年の毎日杯では上がり最速の伸びを見せて勝ち馬と0.3秒差の3着。僅差の上位馬はブラストワンピース、ギベオンと後にG1、G3のタイトルを獲得する実績馬。アーリントンCでもパクスアメリカーナと0.1秒差、ダノンスマッシュには先着を果たしている。前走も軽く仕掛けられただけで圧勝。備える能力は決してG3に留まるものではないだろう。


この中間も申し分ない動きを見せており、最終追切では4F50.3秒と自己ベストをマーク。動きを見守った音無先生も「文句ナシ。後は福永に任せるよ。」と不敵な笑みを浮かべていたし、福永さんも「今年はこの馬とG1を獲りたい。当然ここは通過点のつもり。」とかなり強気だったのも印象的だ。内目でロスなく運べれば勝ち負け濃厚と言えるだろう。


対抗には週中調教診断1位に推奨しているロジクライ。新コンビとなるノリさんを背に栗東坂路コースで猛時計をマーク。しかもこれを馬なりでマーク。引き上げてきたノリさんも。「良い馬だね。これは楽しみ。」と称賛。この馬を軸にしても良かったけど、それ以上に最終追いのインディチャンプの動きが良すぎた。3番手には最終追いで坂路自己ベストをマークしたサトノアレス東京コースでは【1-2-1-2】で、馬券圏外となったのは17年の富士Sと、安田記念見せ場十分の4着のみ。自己ベストをマークした今回は走る。大穴で調教診断3位のリライアブルエースを。



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◆   推奨買い目   ◆
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三連単フォーメーション
1着2
2着10
3着1.3.5.6.8.13.15
各800円

1着2
2着1.3.5.6.8.13.15
3着10
各800円

1着2
2着1.13
3着1.3.5.6.8.13.15
各300円

1着2
2着1.3.5.6.8.13.15
3着1.13
各300円

合計:18,400円

払戻金:54,570円

京都11R シルクロードS(G3)

京都11R シルクロードS(G3)

◎【2】ダノンスマッシュ
騎手:北村友一

【注目調教】
1月17日-栗坂
49.9-36.2-23.9-12.2

雪の影響で開催が危ぶまれた日曜京都開催だが蓋を開けてみれば馬場も重くならず全く問題がなかった。これならば例年通りの考え方で良さそうだ。


この競争ではダノンスマッシュ、ラブカンプーの一騎打ちの様相。しかしながらラブカンプーは調教で全く良く見せない…これはスプリンターズSの時もそうだったけど、今回に限ってはやや脚取りも重く仕上がりに疑問符がつく。森田先生は泣きのコメントが多く、今回も「デキはイマイチ。厳しいかな。」と話しているが、まぁ夏のサマーシリーズも同じような事を言って走っていたのであてにしづらい…ただ調教の動きからも仕上がり途上と見て今回は評価を下げたい。本命は坂路で圧巻の動きを見せているダノンスマッシュで不動。


デビュー当初からスプリント路線がベストと言われていた同馬ではあるが、春の3歳G1路線はスプリントがないので、マイルを騙し騙し使っていたと関係者談。それでも3走前に見切りをつけてスプリント路線に移ると準OPを2馬身近い着差をつけて快勝。キーンランドCはナックビーナスの単騎逃げを捕まえられず敗戦を喫してしまったが、前走の京阪杯では内枠から強烈な伸びを見せて後続に2馬身近い着差をつける強い内容で勝ち上がっている。


目標はあくまでも高松宮記念ではあるが、この中間は乗り込み豊富で、1週前には坂路コースで4F49秒台の圧巻の動きを披露。関係者も「安田さんはスプリンターを作るのが天才的だね。馬体がスプリンターのソレだし、風格も漂っている。ここは負けないでしょ。」とカナリ強気だった。2番枠とロスなく進める絶好枠を獲得できた今回は勝ち負け濃厚だと判断したい。


このレースは内枠有利が顕著に出ていて、狙っていたアレスバローズ、アンヴァルが共にピンク帽を引いてしまった…。時点で調教が良く、尚且つある程度の位置取りでレースを運ぶことができるビップライブリー、ラインスピリット、エスティタート、ペイシャフェリシタ。この4頭を2列目に置きたい。爆穴で調教診断2位トウショウピストの激走も忘れずに…。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1着1
2着5.6.8.9
3着1.5.6.7.8.9.14.16.17
各500円

1着1
2着5.6.8.9
3着3.13.15.18
各300円

合計:17,800円

払戻金:220,050円

東京11R 根岸S(G3)

東京11R 根岸S(G3)

◎【1】クインズサターン
騎手:四位洋文

【注目調教】
1月23日-栗坂
51.7-37.7-24.5-12.2

フェブラリーSの前哨戦根岸S。この競争ではダート競争では珍しい、差し追い込みが有利な競争。過去10年で先行馬でこの競争を勝利したのはフェラーリピサ、モーニンのみ。2、3着馬も殆ど差し、追い込み馬であり決め手の高い馬を重視するべきレースだ。


その点で踏まえると人気のサンライズノヴァ、コパノキッキング辺りから行くのが無難だろうが、サンライズノヴァは調教良く、東京コースでも堅実に走れているのだが少し売れすぎている印象。コパノキッキングは陣営が前に行って欲しいとの要望でマーフィーに依頼している経緯もあり狙いからはズレる。そこで本命にしたいのは最終追切で自己ベストを叩き出したクインズサターン。


昨年春には3走連続で重賞競走で好走。センチュリオン、グレイトパール、サンライゾソアと差のない競馬を演じている。何より評価できるのは2走前の武蔵野S。道中後方で脚を溜めて大外に持ち出すとサンライズノヴァと一緒に伸びてきて0.2秒差の2着を確保。距離短縮にシッカリと対応して見せた。前走の師走Sも次走重賞を勝利するチュウワウィザードとハナ差3着とその実力は疑いようがない。


今回は初の1400mとなるが陣営いわく「中山の1800mよりも合う」と言っている…なら最初から使えよと突っ込みたくなるのは置いといて、確かに条件的には向きそうだ。最終追切は素晴らしく、四位さんを背に圧巻の動きを披露。まだ余力も残っている印象でこれだけ動けるのだから状態が良くない訳がない。2走前同様直線に賭ける騎乗に徹すれば伸びてくるだろう。


対抗には最後まで軸馬にしようか悩んだユラノト。1週前追切では坂路で自己ベストを更新する猛時計をマークし、調教診断1位馬に推奨した馬。同舞台で行われた4走前の一戦で上がり最速で差し切ったレース内容からもここは十分通用するだろうし、ルメール騎乗も○。想定より売れすぎたので対抗に落としたが、好勝負可能な1頭だろう。3番手にはサンライズノヴァ。兎に角東京コースは堅実。仕上がりも良い。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1着1
2着2
3着3.6.11.12.15.16
各2,000円

1着1
2着12
3着2.3.6.11.15.16
各1,000円

合計:18,000円

払戻金:104,400円

中京11R 愛知杯(G3)

中京11R 愛知杯(G3)

◎【5】ワンブレスアウェイ
騎手:津村明秀

【注目調教】
1月20日-南W
68.8-53.4-39.6-12.6

過去この時期の開催となって3回開催されたが、34万馬券、12万馬券、12万馬券といずれも波乱決着となっているこの競争。13年には471万馬券が飛び出すなど波乱決着が続いている。理由としては寒い時期の牝馬限定戦は、冬毛など見えぬ凡走理由が多数存在し、人気を背負った馬も簡単に飛んでしまう事もあるからだと思うし、元々中京芝コースは荒れやすい。


今年はデムルメの2頭が人気しているけど、両馬共に55キロ。実績はあるとはいえ、2頭共に好走するのはやや難しいのではないか?と思って予想してみたい。勿論想定は波乱想定だ。調教1番手だったキンショーユキヒメは大外枠に入りやや厳しいポジションに…今回はヒモまで。本命は調教2番手だったワンブレスアウェイに打つ。


昨年の愛知杯では6着に敗れているが、大外18番から序盤脚を使って先行して追い込み馬が上位に台頭する厳しい展開。それでも3着馬とは0.2秒差に善戦。マーメイドSでは上がり2位の伸びを見せて勝ち馬とクビ差の2着を確保しているし、2走前のオクトーバーSでは5番手の位置取りから上がり3位の伸びを見せて僅差3着を確保。競り合いを制した4着馬スティッフェリオはその後福島記念を勝ち上がっているのだから、レベルも高いと判断できる。


この中間はノーザンファーム天栄に短期放牧も行い、ココ目標に調整。仕上がりもWコースで豪快な動きを見せており仕上がりは良好。6歳牝馬でクラブの規定でこの春引退が確実で、関係者の話だとココ含めて後2走との事。タイトルを獲得すれば繁殖の価値も上がる為、かなり色気を見せていたのも印象的だった。絶好枠を獲得できた今回は同馬の激走に期待したい。


上位には調教診断で3位に推奨した昨年の3着馬レイホーロマンス。50キロと裸同然の斤量で出走してきて2週連続CWで好時計を叩き出したレイズアベール。単騎逃げ濃厚で最終追切の動きも良かったランドネまで。デムルメが飛んだらトンデモナイ配当になるので、それに期待したい。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連複フォーメーション
1着5
2着2.6.8
3着1.2.4.6.7.8.9.11.14
各900円

合計:18,900円

払戻金:81,090円

中京11R 東海S(G2)

中京11R 東海S(G2)

◎【4】インティ
騎手:武豊

【注目調教】
1月16日-栗坂
51.9-37.8-24.6-12.3

昨年は13番人気コスモカナディアンが激走を果たし、一昨年は12番人気モルトベーネが激走し三連単46万馬券が飛び出した。京都開催の時からそうだったがやや波乱含みと見て良さそうだ。


今年は5連勝で重賞初挑戦のインティを始め、前走名古屋グランプリを制したチュウワウィザード、2走前JBCレディスクラシックを制し、チャンピオンズCでも僅差4着を確保したアンジュデジールが三つ巴の構成。


ただチュウワウィザードは次走の川崎記念が本番の様相でここはそこまで本気度が伝わってこない調整だったし、アンジュデジールも中間は馬なりで併走馬に送れる物足りない動き。チャンピオンズCと比べるとやや見劣りしてしまう。ここは中間意欲的な調整を行っているインティの勝ち負けに期待したい。


体質が弱く使い込めないタイプで休み休みのレースとなった同馬ではあるが、未勝利戦を7馬身差の圧勝で勝ち上がると、4馬身→4馬身→10馬身→5馬身と底を見せない圧倒的な走りで勝ち上がってきた。特に前走の勝ち時計1分49秒4は破格の時計であり、5馬身ちぎられた2着馬テルペリオンが次走楽に勝ち上がった事からもこの馬の強さが計り知れない。


この中間は意欲的に乗り込んできており、最終の坂路コースの追切では単走で4F51秒台をマークする上々の動きを披露。関係者も「今年はこの馬の年にしたい。その為にも賞金は絶対に加算しておきたいからね。母はオーナーゆかりの血統で、オーナー関係者もこの馬に高い期待を与えているだけに、ここは期待に応えたい。」と普段強気な事を言わない人が、かなりイレ込んでいる様子だったのが印象的だった。ここは力の違いを見せつける。


対抗には週中の中間調教考察でも1位に推奨しているスマハマを抜擢したい。今回は8ヶ月の休み明けだが調教での動きを見る限り問題はなさそう。前走僅差のグリムはその後地方重賞も含めて重賞2勝。3着馬オメガパフュームは暮れの東京大賞典でゴールドドリームを破ってG1勝利をするなど超ハイレベルメンバー。スムーズな競馬ができればここでも差はないだろう。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連単フォーメーション
1着4
2着5
3着1.2.3.6.7.10
各1,500円

1着4
2着1.2.3.6.7.10
3着5
各1,500円

合計:18,000円

払戻金:24,150円

中山11R 初富士S

中山11R 初富士S

◎【8】レッドローゼス
騎手:O・マーフィー

【注目調教】
1月16日-南W
81.3-66.5-52.6-39.1-12.9

昨年は少頭数ながら大波乱となった初富士S。今年は14頭のメンバーが出揃い、やや混戦ムードの一戦となっている。昨年ほどの配当になるかは怪しいが、ガチガチ決着になる可能性は低いと思っている。今年の人気を分け合うのは松永先生のアシュリン、国枝先生のレッドローゼス外国人ジョッキー騎乗の2頭だろう。


アシュリンは調教内容が良化してから競馬ぶりが激変しており、馬券圏外となったのはフリージア賞6着のみ。それ以外は全て連対を確保しているし、前走のレース内容も良かった。今回は休み明けだが、最終追いでは併走馬を子供扱いしており状態は良さそう。ただ、久々の遠征競馬となるのが気掛かり。唯一の敗戦も東京遠征のフリージア賞だけに、昇級初戦でこの1番人気想定はやや売れすぎではないか?今回は3番手以下の評価に落としたいと思う。本命は国枝先生のレッドローゼス。


デビューから安定した結果を残しており、18戦走り馬券圏外となったのは僅か3戦のみ。1600万条件でも2着3回、3着1回と安定した走りを見せているし、昨年のスピカSではエアアンセムとタイム差ナシの走りを見せている。何よりこの中間の調教での動きは破格で、最終追いではマーフィーを背に、併走馬を馬なりで突き放すダイナミックな動きを披露。仕上がりは文句ナシと言ってイイだろう。


騎乗するマーフィーも国枝先生を“ボス”と慕う程で、この一戦においても「勝ち切れない馬だと聞いているけど、調教を乗る限りは重賞級のポテンシャルを持っていると感じた。凄く良い馬だけに結果を出したい。」と気合が入っているとの事。【2-3-2-1】と好走率90%近い結果を残している中山コースならば勝ち負け濃厚だろう。


上位評価にはティソーナ、レッドシルヴィ、アッフィラートの内枠3頭を推奨したい。ティソーナは前走の常総Sで目標にされながらも僅差4着に粘ったレース内容が優秀で、使って状態も上向いてきた。レッドシルヴィは2連勝でココ出走も、デキは近走で1番、叩き2走目の効果もあり内でロスなく運べれば。アッフィラートは1600万条件で3着3回と堅実。戸崎さんからの急遽乗り替わりとなったが、北村さんは1000万条件勝利の時のジョッキー。問題ないだろう。


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◆   推奨買い目   ◆
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三連単フォーメーション
1着8
2着1.3.4
3着1.3.4.5.6.7.10.11.14
各400円

1着8
2着5.6.7.10.11.14
3着1.3.4
各400円

合計:16,800円

払戻金:99,320円

京都11R シンザン記念(G3)

京都11R シンザン記念(G3)

◎【2】ヴァルディゼール
騎手:北村友一

【注目調教】
栗坂-1月3日
52.7-38.2-25.0-12.4秒

関係者の間でも出世レースとして有名なのがシンザン記念。昨年はアーモンドアイがレースを制したのが有名だが、それ以外にもミッキーアイル、ジェンティルドンナがレースを制しており、2、3着馬に目をやってもペルシアンナイト、ジュエラー、オルフェーヴル、マルセリーナと後にG1競争を勝利する実力馬が出走を果たしている。


今年は1番人気想定だったクリノガウディーがレースを回避。やや強引なローテーションを好むオーナーで翌週ホープフルSにも登録していた程だったが、流石に今回は大事を取って回避。一気に混戦模様の一戦となった。


人気は関東馬のアントリューズに集まる事だろう。昨年は関東馬アーモンドアイがレースを制したが、遡ると2010年のガルボの7年ぶりの勝利だった。基本的に関西馬の独壇場だと思って良く、東京でしか結果を残していない分思わぬ取りこぼしもあるかもしれない。ルメール、デムーロ不在の正月競馬の中川田君は上位ランクのジョッキーではあるが、テン乗りも考慮して今回は3番手程の評価に留めたいと思う。


調教が良かったのは坂路自己ベストをマークしたドナウデルタ、相変わらず坂路で動く伏兵シャドウエンペラー、天栄帰りのパッシングスルーが主。ただそれ以上に抜けて良く見えたのが…ヴァルディゼール。これが今回の本命馬だ。


デビュー前から既出走馬を問題にしないぐらい動いていて「ひょっとしてカナリの馬なのでは?」と関係者の間でも噂になっていた馬でもある。調教で動いても実戦に行ったら全然…という調教番長的な馬もいるのだが、この馬は前評判通りの強いレース内容で3馬身差圧勝。勝ち時計は地味ではあるが、まだまだ時計は詰められそうだし、騎乗した北村君も「まだまだ強くなる」と大絶賛。


中間の栗東坂路コースでの動きも前走よりも格段と良くなっているが見て取れるし、新馬勝ちした京都マイルコースで引き続きレースができるのもプラス材料だ。絶好枠からロスなく進めれば、タイトル獲得まで十分狙える馬だと思っている。


相手候補には上述通りドナウデルタ、シャドウエンペラー、パッシングスルーの3頭が本線。アントリューズ、ハッピーアワー、ミッキーブリランテが次点。穴馬で必ず拾っておきたいのがニホンピロヘンソン、ゴータイミング、マイネルフラップの3頭。馬連を主体に購入する。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
2-6.9.11
各3,000円

2-3.5.10
各2,000円

2-1.4.7
各1,000円

合計:18,000円

払戻金:112,200円