東京11R 根岸S(G3)
◎【1】クインズサターン
騎手:四位洋文
【注目調教】
1月23日-栗坂
51.7-37.7-24.5-12.2
フェブラリーSの前哨戦根岸S。この競争ではダート競争では珍しい、差し追い込みが有利な競争。過去10年で先行馬でこの競争を勝利したのはフェラーリピサ、モーニンのみ。2、3着馬も殆ど差し、追い込み馬であり決め手の高い馬を重視するべきレースだ。
その点で踏まえると人気のサンライズノヴァ、コパノキッキング辺りから行くのが無難だろうが、サンライズノヴァは調教良く、東京コースでも堅実に走れているのだが少し売れすぎている印象。コパノキッキングは陣営が前に行って欲しいとの要望でマーフィーに依頼している経緯もあり狙いからはズレる。そこで本命にしたいのは最終追切で自己ベストを叩き出したクインズサターン。
昨年春には3走連続で重賞競走で好走。センチュリオン、グレイトパール、サンライゾソアと差のない競馬を演じている。何より評価できるのは2走前の武蔵野S。道中後方で脚を溜めて大外に持ち出すとサンライズノヴァと一緒に伸びてきて0.2秒差の2着を確保。距離短縮にシッカリと対応して見せた。前走の師走Sも次走重賞を勝利するチュウワウィザードとハナ差3着とその実力は疑いようがない。
今回は初の1400mとなるが陣営いわく「中山の1800mよりも合う」と言っている…なら最初から使えよと突っ込みたくなるのは置いといて、確かに条件的には向きそうだ。最終追切は素晴らしく、四位さんを背に圧巻の動きを披露。まだ余力も残っている印象でこれだけ動けるのだから状態が良くない訳がない。2走前同様直線に賭ける騎乗に徹すれば伸びてくるだろう。
対抗には最後まで軸馬にしようか悩んだユラノト。1週前追切では坂路で自己ベストを更新する猛時計をマークし、調教診断1位馬に推奨した馬。同舞台で行われた4走前の一戦で上がり最速で差し切ったレース内容からもここは十分通用するだろうし、ルメール騎乗も○。想定より売れすぎたので対抗に落としたが、好勝負可能な1頭だろう。3番手にはサンライズノヴァ。兎に角東京コースは堅実。仕上がりも良い。
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◆ 推奨買い目 ◆
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三連複フォーメーション
1着1
2着2
3着3.6.11.12.15.16
各2,000円
1着1
2着12
3着2.3.6.11.15.16
各1,000円
合計:18,000円
払戻金:104,400円