京都11R シンザン記念(G3)

京都11R シンザン記念(G3)

◎【2】ヴァルディゼール
騎手:北村友一

【注目調教】
栗坂-1月3日
52.7-38.2-25.0-12.4秒

関係者の間でも出世レースとして有名なのがシンザン記念。昨年はアーモンドアイがレースを制したのが有名だが、それ以外にもミッキーアイル、ジェンティルドンナがレースを制しており、2、3着馬に目をやってもペルシアンナイト、ジュエラー、オルフェーヴル、マルセリーナと後にG1競争を勝利する実力馬が出走を果たしている。


今年は1番人気想定だったクリノガウディーがレースを回避。やや強引なローテーションを好むオーナーで翌週ホープフルSにも登録していた程だったが、流石に今回は大事を取って回避。一気に混戦模様の一戦となった。


人気は関東馬のアントリューズに集まる事だろう。昨年は関東馬アーモンドアイがレースを制したが、遡ると2010年のガルボの7年ぶりの勝利だった。基本的に関西馬の独壇場だと思って良く、東京でしか結果を残していない分思わぬ取りこぼしもあるかもしれない。ルメール、デムーロ不在の正月競馬の中川田君は上位ランクのジョッキーではあるが、テン乗りも考慮して今回は3番手程の評価に留めたいと思う。


調教が良かったのは坂路自己ベストをマークしたドナウデルタ、相変わらず坂路で動く伏兵シャドウエンペラー、天栄帰りのパッシングスルーが主。ただそれ以上に抜けて良く見えたのが…ヴァルディゼール。これが今回の本命馬だ。


デビュー前から既出走馬を問題にしないぐらい動いていて「ひょっとしてカナリの馬なのでは?」と関係者の間でも噂になっていた馬でもある。調教で動いても実戦に行ったら全然…という調教番長的な馬もいるのだが、この馬は前評判通りの強いレース内容で3馬身差圧勝。勝ち時計は地味ではあるが、まだまだ時計は詰められそうだし、騎乗した北村君も「まだまだ強くなる」と大絶賛。


中間の栗東坂路コースでの動きも前走よりも格段と良くなっているが見て取れるし、新馬勝ちした京都マイルコースで引き続きレースができるのもプラス材料だ。絶好枠からロスなく進めれば、タイトル獲得まで十分狙える馬だと思っている。


相手候補には上述通りドナウデルタ、シャドウエンペラー、パッシングスルーの3頭が本線。アントリューズ、ハッピーアワー、ミッキーブリランテが次点。穴馬で必ず拾っておきたいのがニホンピロヘンソン、ゴータイミング、マイネルフラップの3頭。馬連を主体に購入する。


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◆   推奨買い目   ◆
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馬連
2-6.9.11
各3,000円

2-3.5.10
各2,000円

2-1.4.7
各1,000円

合計:18,000円

払戻金:112,200円